小学生、そして事件。

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「円、円はパワー系だからやれると思う。 彼を押してみて」 「え?こ、こう?」 那由多に言われるままに、彼の背を軽く押してみた。 「おっ、おっとっ、お?」 少しよろけつつも、彼が真奈ちゃんと対面した。 「あ、あのっ」 「え?なに?」 真奈ちゃんと彼が会話できた! そうか、私が押したから、少しだけ霊としての存在から 『外』へと出れたんだ。 だけど、だけど......。 「あの、いつもここにいるよね?なにしてるの? 学校は、行きたくないの?気になって......」 「あ、えっと、宿題でやってなかったのが、あって。 あと、学校は、もう行けないかな」 なんとか内容がつながってる!
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