1人が本棚に入れています
本棚に追加
「円、円はパワー系だからやれると思う。
彼を押してみて」
「え?こ、こう?」
那由多に言われるままに、彼の背を軽く押してみた。
「おっ、おっとっ、お?」
少しよろけつつも、彼が真奈ちゃんと対面した。
「あ、あのっ」
「え?なに?」
真奈ちゃんと彼が会話できた!
そうか、私が押したから、少しだけ霊としての存在から
『外』へと出れたんだ。
だけど、だけど......。
「あの、いつもここにいるよね?なにしてるの?
学校は、行きたくないの?気になって......」
「あ、えっと、宿題でやってなかったのが、あって。
あと、学校は、もう行けないかな」
なんとか内容がつながってる!
最初のコメントを投稿しよう!