私の闇黒史

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▪︎恋愛(補足) 付き合う男性のほとんどは借金、会社内トラブル等のドン底に居て、それを隠して私に近づいて来る。まんまと本気になった私は自分の犠牲をも喜びに変え、彼らを背負い、地上に押し上げ、無事に土を踏ませる。ようやく息が吸える様になった途端、彼らはもれなく私を蹴り落として走り去って行くのだ。叫び声を上げてスローモーションでドン底に落ちて行く私を想像すると我ながら笑える姿だ。 私に欠点が無いと言えば嘘になるが友人は声を揃えて、元々彼らはダメ男または私がダメ男を製造してしまい、私に男を見る目が無いのだそう。あとはご縁も無いと。 どうであれやっと気づく事が出来た。 私は決してチャレンジャーではなく、ただ単にお調子者なのだ。この難しい方に行きたがる性をコントロールしなければ、この先はまた同じ事をくり返すだろう。
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