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私の闇黒史
1982年6月13日、高張美玲(たかはり みれい)東京都立川市で生まれる。
彼女は天真爛漫で愛情深い。気立ても良く人に気を遣え、情熱的で感性も豊かだ。
非の打ち所もなく、幸せになる為に生まれて来たと誰もが思っていた。もちろん美玲自身も。
▪︎幼少期
「なんでもたのしい!」
一日を全力で楽しむ。転んだって気にしない。楽しい数だけ怪我が増える。
▪︎小学生
「そうだ!夏休みの自由研究は雲の写真を毎日撮って日記に貼ろう!」
写真を撮ったのは五日間くらい。インターネットのない時代、なす術もなく現像した数枚のスナップ写真と真っ白な日記を眺めて途方に暮れる。
▪︎中学生
「塾に通って勉強を頑張る!」
親を説得して通わせてもらう事になった塾だったが、やる気があったのは初日に席に着いた時まで。授業が始まった直後からついて行けず、記憶にあるのはサボったり休み時間に屋上で遊んだり夜食にみんなでファストフードを食べた事だけだ。
▪︎高校生
「習い事を楽しむぞ!」
学級委員やクラブの部長に推薦されたのはいいが、学級崩壊や部員のわがままに振り回され、自分の本当にやりたかった事を犠牲にする。
▪︎大学生
「語学を頑張る!」
第1外国語(独)第2外国語(伊)の他に、仏語とドイツの詩を訳詞して発表し合うという授業まで取り最低の成績を残す。英語を頑なに避けていた事が今となっては悔やまれる。
▪︎社会人(仕事編)
「スケジュールが埋まっていないと落ち着かないの」
休みを一日も入れず働いた割には報酬が少なく、中間マージンをかなり取られていた事を後から知る。
▪︎社会人(恋愛編)
「恋をしているだけで幸せ」
・2つ上の先輩から強く言い寄られ押しに負けて初めて男性と付き合う
・上司との禁断の恋
・職場の先輩から強く言い寄られ
押しに負けて付き合い、結婚
・家庭内別居を経て離婚
・一度別れた上司、仕事のクライアント、仕事仲間、学生時代の先輩と次々に付き合うが長くは続かない
・一人で生きる覚悟を決める
・一人が寂しくなり婚活で出会った人と付き合うが何股もかけられ破局
・婚活アプリで知り合った人と結婚
・6年後に夫が浮気をし、相手と同棲まで始めたのでそのまま離婚
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