< ブレイク・タイム >

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「一人で、晴海ふ頭の、第一倉庫まで来い、と言っている」 「一真様、私も一緒に行きます。鮫島には気付かれないように」 と、新庄は、言って、持っていたバッグから、黒光りする拳銃を出した。 一真は驚いた。 「新庄! どうしたんだ、それは!」 新庄は、答えた。 「こういう事態もあろうかと、秘密裏に入手していたんです」 新庄は、強く、一真に言った。 「行きましょう。早く、サトリ様のところへ!」
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