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「サトリッ! 大丈夫か?!」
「うん!」
サトリは泣き声で答えた。
覆面の男に向かって、一真が言った。
「お前は、鮫島だろう……。すべて、知ってるんだ。もう、諦めろ」
その時、覆面の男が、ジャンパーの内側から銃を出して、一真に向けた。
「一真様!」
新庄が、そう叫んで、自分も銃を出して、覆面の男が撃つ前に撃った。
覆面の男は、その場に崩れ落ちた。
サトリは、泣きながら、一真に駆け寄り、抱き付いた。
「一真!」
「サトリ!」
二人は抱き合った。
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