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新庄は、倒れている覆面の男の所へ行って、覆面を取った。
鮫島京介だった。
「鮫島……」
一真が、呻くように言った。
その鮫島には、まだ、息があった。
鮫島が、新庄を見上げて、苦悶の表情をして呟くように言った。
「新庄……貴様……うら……ぎっ……」
と、言ったところで、息絶えた。
新庄が、一真と、サトリを振り返って、言った。
「これで、無事、解決ですね……あとは、あなたたち二人を殺せば」
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