独り言ち01 『月神の神隠し』のあとがき

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独り言ち01 『月神の神隠し』のあとがき

『月神の神隠し』  現代ファンタジーのジャンルで、  超・妄想コンテスト『月夜の遭遇』に出品した作品。  今思えば、  すごく、ベタベタな設定にしたなーっと、  今思えば、もう少しストーリーも捻れば良かったと、  ちょっと以前に完結したお話ですが、  少し、心残りな初挑戦となりました。  神様である月読。  古い時代から語られる月の神様です。  本編にも書きましたが、古くは『古事記』に記されている、  とても古い神様、月読命(つくよみのみこと)。  お話を組み立てるうえで、まず思ったのが、  神様って死なないよね?  って思ったこと。  元々、特に日本の神様は、八百万(やおよろず)いると言われていますよね?  そして、ほとんどの場合、日本の神様は、山や海、川や太陽、雷や風といった自然現象。  つまり、目に見えない超常現象(?)みたいなモノが、擬人化したもの。  と、勝手に思っております。  ということは、  例えば、太陽神の『天照大御神』。  天照は、天皇の祖神で、神様の中では最高位。  まぁ、細かいことは置いておいて、  太陽は爆発しない限りは無くならない。  ということは、太陽神である天照も、  消えることはないということ。  そういうベッタベタな感じと、  シンプルに時間を共有するという結末。  もうちょっと捻れば良かった…。    月読と狛の純愛。  コンテストも結果が出たし、  今度は、普通の『人』として、お話を組み直してみようかな…。  と思っています。  今回、初めて無謀にも挑戦しましたが、  またコンセプトにビビッと来たら、  また出品しようかと思っています。  R05.12.20
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