独り言ち03 『愛してても愛せない』のあとがき

1/1
前へ
/46ページ
次へ

独り言ち03 『愛してても愛せない』のあとがき

『愛してても愛せない』  超・妄想コンテスト『あなたに会いたい』に出品した作品。  誰も幸せになれないという、切なすぎた今作品。  今回、キャラクターに名前を付けませんでした。  邪魔だなぁ。と思いまして…。  私的には、これで良かったと思っています。 『会いたい』というベクトルが、  それぞれ一方通行で、相互通行ではない三人。  結果、  主人公は、初恋の想い人を失い、  彼女は、想い人から捨てられて、  親友は、自ら犯した理不尽な所業で、何もかもを失う。  遣る瀬無い想いが交錯し、  それぞれの会いたい人が、  それぞれ切ない結末を迎えてしまいました。  はぁ…。『遣る瀬無い』何て悲しくも美しい言葉なのでしょう。 『遣る瀬無い』とは、想いを晴らす術がない、そんな切なさを表す言葉です。  今回、この言葉を使いたいがために書いたようなお話で、  あっちにもこっちにも、遣る瀬無い想いが溢れていたお話でした。  字数制限がある中、書きたい思いを深堀りするのは、中々に難しい作業で、今回も苦労しました。  結果、書ききれてなかったなぁ…。というのがとても心残り。  遠くて見えない主人公の心。  近すぎて気付いてもらえない主人公自身。  初恋の彼女の瞳に、  傍で寄り添っていた主人公は、  全く映ることはなかったのです。  少し、泣きながら書き上げた作品でした。  私、物凄く涙もろい人間で、  映像だろうが、文章だろうが、  悲しく切ないお話は、ところ構わず号泣してしまいます。  涙が出ると、もれなく鼻水が付いてくるので、  あまり泣きたくないのです…。  外では決して、切ない物語は読んではいけない私です。  でも、そんな切ないお話も大好物なので、  妄想が降ってきたらまた、書いてみようかなと思います。  しかし、自分で書いた作品で泣くとか…。  ちょっと自分で引いてます。 □◆□◆□◆□  本業が忙しい…。  残業を当たり前のようにします。結構夜遅くまで。  それでも終わらないのです。  私の本業、年に一度の短期決戦。  右から左に仕事を捌き、  それを延々と繰り返す。  朝起きて、仕事して、夜寝る、の毎日。  歳を取り、仕事効率が落ちてるなと、ひしひしと感じております。  3月に入りましたが、  既に、屍と化しております。  魂の緒が切れそうです…。  それでも、皆様とのご縁に感謝しながら、通知が来るたびに狂喜乱舞し、  沈みますと言いながら、ひょこひょこ浮上しては、毎度呟く有様。  やかましくて、大変申し訳ございません…。  そして、  ただいま現在進行形の舞香たちのお話に加え、  新たなプロットを作成中でございます。  プロット。  私の頭の中に、突然、堕ちてくるストーリー。  今回も、こんなお話面白そう!という脳内会議が纏まり、  次のプロットも同時進行中です。  ふふふ、面白いです。楽しいです。  皆様にお披露目できる日を、どうかお待ちください。  堕ちてきたストーリーは、  とりあえずメモしておきます。  仕事中にも、ご飯食べてる時にも、お風呂の中でも、  いつでもどこでもお構いなしに降り注いでくる、私の妄想。  風呂場とかで降ってくると、  メモできん!!!!!  で、忘れてしまうのです。  そんな勿体ないお話が多々あります。  さらに、死んでる時に堕ちてきたストーリーを、  とりあえずメモするんですけど、  お前は宇宙人か!!!  という、言葉の羅列が並んでる時があります。  自分で書いておいて解読できず、意味が分からんことも多々。  ミミズがのた打ち回ってるのです。なかなか困ったものです。  今回のコンテストの結果も、残念でしたが、  またコンセプトにビビッときたら、  また懲りずに参加しようと思います。  それでは~。  R06.03.07
/46ページ

最初のコメントを投稿しよう!

99人が本棚に入れています
本棚に追加