ブラ忘れちゃった その後

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ブラ忘れちゃった その後

体育のバレーボールの授業で、スパイクをノーブラの胸で受けた私。悲鳴をあげた私は、校内1のアイドル顔負けの美少女に保健室で、手当てを受けた。 それ以来、何かと彼女と仲良くする様になった。今まで気づかなかったけど、彼女には男女問わず『とりまき』が多い。 それは素敵な容姿もあり、当たり前なのだが、親友や彼氏は居なさそうだ。私に求められているのは親友だよね?という割には視線がエロいのだけど。私の気のせいかな? 交換したメアドは彼女が大好きなタレントのアルファベットだった。私のは無難に自身のフルネームのアルファベット。因みに私はそのタレントの『ピュア』で『真面目』な性格に似てるそう。 だから人前でも『おでここっつん』や『頬を合わせ』や『ハグ』そして『制服の上から身体を指でなぞったり』等のスキンシップが濃厚で。 1部の『とりまき』から「うぬぼれんじゃねーよ」と私は警告されている。 『苛め』に合うのは嫌なので、彼女に逐一報告して一人で溜め込まない様にしてるけど、最近多い。このままだと『苛め』に合うかもと私も彼女も悩んでしまう。 その事で苛々してる彼女が、ある日、学校中に『交際宣言』をしようと頬を染めて言った。何を今更と「あーはん?」と聞き返すと『親友』ではなく『彼女』の方だった。 勿論、私の頬も赤くなった。 了
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