うなずき定める

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うなずき定める

『○○しなければならない』 『○○したら怒られる/責められる』 と考えるだけで、 こころは萎縮し、次のステップに行けなくなります。 反面、 『○○しよう/してみよう』 『○○したら良いことになる』 と、思えたら、 次に乗り越えるものが見えてくるものです。 たとえば、 今の自分自身の苦境に対して、あなたなら何とアドバイスするか。 第三者視点で自分にアドバイスすることは、主観と客観を切り替えるため、何かぼんやりと、しかし冷静に見えてくるものがあるかもしれません。 肯定とは、 自分に『うなずき定める』こと。 否定とは、 自分に『いや違う』を定めること。 その感情を固定すれば、 それは固定観念となります。 よって、だめだという意識を固定してしまうと、何をしたところで、すべてがだめにしかなりません。 『○○したら怒られる』 と思ってそれを避けても、評価がさらに下がることはあれ、上がることは決してありません。 また、他者からの評価は、あくまでもその相手による評価であり、それに肯定感を求める気持ちは、単なる承認欲求でしかないのです。
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