やれ!!

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 ぐちゅっぐちゅっ。  くちゅくちゅぬちゃっ……  徐々に蒼夜の手が熱を持ち始めると、それに乗じて俺の息子も上を向き始めた。 「あっ、アッ……」  なんでだ。  さっき自分で触っても全然硬くならなかったのに…… 「早漏を治すには、まずは刺激になれないとねっ」 「あっ、あっ、ふっアッアッ!」  蒼夜の手の動きに合わせて声が自然と上がってくる。  あっ、はげしっ…… 「アッアッ!!」  さっきと全然違う。  くちゅ、くちゅ、くちゅ。 「朱里くん、こっちみて……はっ」 「んっ……?」  後ろからかかる蒼夜の息がこそばゆい。  涙で蒼夜の顔がぼんやりしている。  ごりっ。 「ンンンッッアッ」  後ろに、何か硬いものが当たって……? 「朱里くん」  ぐちゅぐちゅぐちゅ……ぬちゃっぬちゃっぬちゃ……  あっこれやばいっ……!  クるっ!クるっ!  出るっっっっ……!!!   「アッッッーーーーーー!」  ーーーーこれがイく感覚。  さっきも変な感じだったけど、今のはもっと変な感じだ。 「っはあっはあっはっはぁっっ……」 「刺激になれるどころか、滑りが良くて感度高まっちゃったかな?」 「はっ、はぁっ……俺、もうっ……コツ、掴めた……っはぁっからっ……」  
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