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伊藤&井上ペアが見たら。
伊藤「聞多!!聞いてよ!!」
井上「騒がしいぞ。どうした。俊輔。」
伊藤「高杉さんがさ、上海で異人から貰った魔法の鏡ってやつをくれてさ。」
井上「魔法の鏡?そんな摩訶不思議なもんがあるか!!」
伊藤「いや、あるんだよー。だって僕が見たらすっごい老けた僕がいたんだから!!」
井上「そげなことがあっちゃ見るしかない!!」
なんだかんだでノリの良い御神酒徳利。
井上「フッ今も昔も男前だな!」
伊藤「ねえ、聞多の男前はわかったからさ、他の人に見せに行かない?」
井上「それもそうじゃ!だが少し気になるんじゃが・・・。」
伊藤「なあに?聞多。」
井上「高杉さんと久坂の老いた顔も気になるな。」
伊藤「高杉さんが言うには、久坂さんは何も映らなくて、高杉さんは、すごい病人が映ったらしい。」
井上「久坂さんは何もかも変わらんのじゃろう。羨ましいことじゃ。」
伊藤「そういうことか!いいなあ。ずっとモテモテで。」
井上「またお前はそげなこと考えよる。まあいい!今日はちょうど暇じゃ!入江と吉田のところにでも行くか!」
伊藤「行こっ!あ、ちょっと待ってよー聞多!!馬はずるいって!!」
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