涙が止まらない

1/1

1人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ

涙が止まらない

生活保護を受けて、生活は苦しくなかった。冬季手当を貰ったら、お酒を飲んでいた。飲む量が多くなり、アルコール依存症も追加された。発達障害が見つかった。そして統合失調症にもなってしまった。統合失調症は県を代表する精神科医に言われた。酷い妄想癖もあると裁判所で言われた。自分は、思う。どんな医師でも私をよくしらないくせに変な診断をする。だから、私は他人を信じない。飲み物も水かコーヒーしか飲まない。酒が私の中で、安定剤のような気持ちで飲み続けた。新しい仕事を探すために、まずこの病気と特性を知るため、またハロワに通う。私の特性を知るためのテストを受けた。実技と筆記試験だ。またしばらくして、特性を分析した担当さんから書類を貰った。図と絵がありわかりやすかった。計算が苦手だと分かった。対人関係は普通らしい。その書類を手に入れ、社会協議会に行き、受付嬢に相談した。彼女は、まず地域活動センターを受けましょうと提案した。私もそれにした。履歴書作りに空白があるとマズイと感じたのだ。そして、見学した。所長と挨拶し、ここでなら大丈夫だろうと判断しここを利用した。だが、これがいけなかった。私が加わり作業を開始する。この所長は、ハッキリ言えばクソだった。提出する書類に不備があると怒鳴る。そして、人の名前を呼ばず、あんたなの、あなただといい絶対名前を言わない。しまいには、市役所に提出する書類にも文句を言う。通い始めて半年で無駄と判断し、無断欠勤してやった。当時、訪問看護を受けていたので、こと細かく説明した。あの人はクソだ。上に立つべき人ではない!!と強く言う。訪問看護さんは了解しましたと言った。また、協議会に顔をだし、今度は、就労支援B型にした。工賃もよく、場所も近い。今度はそこにした。今度の場所は着心地良かった。半年くらい通った。だが、再び悲劇が襲う。ある日、病院から入院してくださいと言われた。リストカットが酷い。緊急入院した。当時、父親と仲良かったので入院できた。みな頭がおかしかった。それをみて、刑務所送りにするべきだと思った。3ヶ月して退院した。そして、1週間後、警察3人きた。要件は?と聞くと窃盗だ。あなたも逮捕しますと言われ、またわっぱ、手錠をした。見に覚えはないと説明したが証拠映像があり、それで逮捕された。怖くなかった。また、刑務所送りなら歓迎だと刑事に言った。覚えていないと貫き、6ヶ月間勾留された。刑務所では友達ができた。お互い、手紙を出していた。そして、判決は執行猶予3年の実刑10ヶ月だった。外に出るととても寒い。夏服なのでとても寒い。バス停に向かう。そしてバスに乗る。生活保護課に向かう。住む場所失ったので、施設に送ってほしいと頼んだら、すぐに鈴木さんが迎えに来てくれた。またお世話になりますと伝える。また4階の以前住んでいた部屋に案内してくれた。また新しい友達ができた。特に仲良かった人は殺人した人だ。あと傷害で捕まった人だ。彼らとは定期的に連絡している。 障害手帳持っていると伝えると鈴木さんは、障害専門の人を紹介してくれると言うので、従う事にした。睡眠薬が欲しかったので、行きつけの病院に電話したら、今月は無理ですと言われた。来月なら空いてますと言うので、それにした。1ヶ月、地獄をみた。寝ていても何回か起きてしまい、また嘔吐が止まらない。下痢にもなった。1ヶ月いろいろあった。マシンガントークの馬鹿な人と話しをした。この人を、清水さんと呼ぼう。とにかく清水さんは話しが長いし、何かしないと落ち着かない、ただ、結構、金使いが荒い。そのお金どうしてるんですかと聞いた。そしたら、家族から毎月10万も貰っていると答えた。当時、清水さんは50才になっていた。私に清水さんは親から金を貰った方がいい、仲良くしたほうがいいと言う。私はもう、親と縁を切ったから、お断りしますと言う。また、説教みたいに言う。私はガン無視する事にした。相変わらず、ここの住人は頭おかしいのが集まってます。 吸い殻、シケモクを吸う人間がいた。湯川さん曰く彼もあなたと同じ、統合失調症ですよ。彼のことは、滝沢と呼ぼう。滝沢は、日本昔のアニメ並みに白米を盛る、すごい量なので、私は、彼、滝沢はドラッグしていたに違いないとにらんだ。ネタなのだが、違法薬物をしているとたまにだが胃というか内臓機関が麻痺し、満腹感が感じなくなり、定食6人前を普通に食べる。それでも足りないらしい。以前見たことがあった。そんな滝沢は、タバコが好きらしい。よく、喫煙場に吸い殻を漁っては吸っていた。私は、滝沢が嫌いだったので、イジワルした。ペットボトルに水をいれて、喫煙場のゴミ箱に水をいれていた。2箇所あったので水をたっぷりいれてやった。滝沢は大きな声を出していた。トラブルばかり起こしていた。そんな滝沢にみな、誰も、話しかけない。私も同じだ。 1ヶ月してから障害専門の相談員がきた。女性だった。今回の件を伝えるとそして、自分の特性を伝える。彼女はメモを取りながら、近い内にまた別の担当を呼びますといい、帰っていく。見送ったあとは、昼食を食べる。30円ぴったしのうどんだ。醤油をかけて食べる。1ヶ月後、病院に行ってきた。湯川さんの車に乗せてもらう。私を担当している先生は若い男性だ。今回の件を伝え、やっと睡眠薬を貰えた。次の日も1ヶ月後にした。これで安心した。あとは、仕事だけだった。毎週の木曜日は3000円支給してくれる。ありがたいが足りない。だから、本は中古品ばかり買っていた。それで時間を潰していた。また、2週間後、相談員さんがきた。男性1人追加された。今回というか、今度からは、彼、仮に坂井さんという人が私の担当になった。さっそく書類を出してきた。住む場所も探してくれた。感謝しかない。また、聞き取りしますねといい帰っていく。4月から、住む場所が決まりそうだ。住む場所を知りたいために、地図を貰い、歩いて探した。2時間後、迷いながら、住む家を見つけた。そして、1日体験をした。1日家の中にいた。Wi-Fiスポットがあり、それでYouTubeをみていた。夕食は豪華だった。施設より良かった。私はここに住みたいですとスタッフさんにお願いした。そして了解を得て、渡辺さんという代表に挨拶し、また、書類にサインした。4月に住めるようにした。やっと、この施設から出られると思うと、また涙を流す。色んな人生を送ったが、この世界が地獄だと思っている。私の人生はまさに地獄しかないと思う。母親の愛情なんて知らない。父親の愛情も知らない。私は全ては自分の行動で、天国に行けると思っていた。 死んだら地獄行きと言うが、私の考えは違う。人は死んだら、天国行きだと思う。名画の作品には、地獄の絵を書いているが、実際行ったことないのに、なぜ、この作品は名画なのだろうと考える。天国の絵も然り。そう考えているといつの間にか4月になった。荷物は段ボール3つと鞄だけだった。坂井さんが迎えに来てくれた。車に荷物を載せて、出発した。そして、グループホームに住めるようになった。私は日の当たる部屋にした。渡辺さん曰くもう1人追加すると言う。これが、後に私を怒らせることになるとは思わなかった。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加