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黒い髪
遥か昔
この世に一体の女神が現れた
波打つ黄金の長い髪が太陽に照らされ光り輝く
太陽に愛された女神は、何もないこの世界に
まずは対となる男神を呼び
彼は月に愛された神となった
対の存在だけれども決して交われない存在
強大な力によって互いに近づくとことは許されない
そこで2体の神はそれぞれ力を分けた神を生み出して、その下に神と同じ姿をした人間をたくさん作って寂しくないようにした。
双子神から生みだされた神、10体は
それぞれが国を作り守る役目を担い
各地へと散らばった
それがこの世界に始まり
今もなお、その神たちの血が脈々と受け継がれる。
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