新生活

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     それは美しい桜が舞い散る4月のことだった。 入学シーズンに入った私は、ワクワクしながら第一志望の学校の門の前で待った。学校名は「芸術音楽学校」この学校は、芸術を学ぶところと、音楽を学ぶところ2つに別れた学校だ。私は音楽の方を選んだが芸術のほうが人気らしい。そんなことを考えていると、上から落ちてきた桜が、鼻の上にのり「あっ」と声を上げた。すると「おんなじ学校絶対入学しようね」といっていた友達の結衣奈結衣奈(ゆいな)が「るうか!」と声をかけてくれた。 すると正門が開き、みんなぞろぞろ学校内に入っていった。私は結衣奈と一緒に学校に入り、体育館へと向かった。体育館の椅子に座り校長先生の話や、各クラスの担任の先生の発表など様々なことが行われた。私と結衣奈は、1年2組になった。
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