『 リアのいない日 』

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龍之介もワケがわからない様子でつぶやく。「なんだろう…なんか、足りないような……?」 「…え? 足りない?」 拓真は辺りを見回して ここにリアがいないことに気がついた。「圭一郎くん、リアさんは?」 拓真の問いに 「出かけたみたい」 ポツリと答える。 「そうか、いつもいるリアさんがいないのか…今日はクリスマスだろう? こんな日にケイくんをひとりにするなんて……」 「らしくないよな? どこに行ったんだろう?」
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