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「んっ…ぁぅ…」
「はぁ…はぁ…すまなかった。食事に戻…」
抜こうとされ、俺は慌てて引き留めようと起き上がろうとして中を締め付けてしまう。
「もしかして…足りない…のか」
その言葉にカッと顔が熱くなり、枕を抱き抱えながら小さく頷いて見せた。するとまた中で質量が回復し、ギルは片手で顔を覆いながらため息をついた。
ビクッとすれば指の隙間から見つめられ、ギルはその手を退けて覆いかぶさってきてまたゆるゆると動いて中で完全に主張を示せば俺を潰すんじゃないかという勢いで腰を打ち付けてくる。
「んぅ!ぁっ、ぅぁあ!!」
「もっと俺で満たされろ…!」
耳を塞がれ貪るようなキスをされ、下からの快楽とキスの水音が脳に響き俺は呆気なくイッてしまったがギルはまだ腰を激しく打ち付けてくる。
「んっ、うぁ…!」
敏感な体にはギルの愛は激しすぎて、止まって欲しいのにそれを伝える術が無く背に手を回す腕に僅かな力を込めるしか出来ない。
「ぅっ、うぅう!」
何かが込上がってくるのを感じ、それが何だか恐ろしくてたまらなかったがギルは俺の唇を必死に貪っていて止まらない。
「ぅぁぁぁあ!」
「っ!?」
必死にしがみつきながらぷしゃっと何かが出てしまい、ギルはその時の締めつけでまた奥へと子種汁を仕込んでゆく。
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