青い薔薇の咲く場所で

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「ぁう!ぁー!!」 「何だ貴様喋れないのか?あはははっ!知恵が足りんと言葉も足りんのか!!面白いなぁ」 バカにされ父に喋れない事で打たれた事を思い出して体が震える。そんな様子を見ていた男達は俺を嘲笑い、近づいてきて扉を閉めて俺の腕を掴み玉座に座らせてきた。 「ほら膝抱えて股広げて見せてみろよ」 楽しげにそう言われ、皆が助かるならとおずおずと膝を抱えて股を広げて見せた。 「こいつやっぱり馬鹿ですよ男相手に股開いてます」 「溜まってたんだよな…」 「あっはマジ!?あーでもこいつなら男でも抜けそう」 そう言われ男達の手が伸びてきて裸にされ、床に下ろされ全員の相手をさせられた。口にも中にも子種汁が満たされてゆき、ぐったりしていれば剣が引き抜かれるのが見える。 「殺すのか?」 「あ?殺しはしねーよ」 「あ゙ぁ゙!!」 四つん這いで両手を重ねられたかと思えば剣で固定される。痛くて怖くてまた小水を漏らしてしまい、笑われてしまう。 その使い達は俺を人質に好き勝手していて、使用人の女性達にまで手を出そうとしていたがアレックスが何とか守ってくれていた。 俺は中に入れられ揺さぶられる度少しづつ傷口が開いてゆき、嗚咽を漏らす事しか出来なかった。
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