ヤングケアラーの悲劇

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この作品のカテゴリー、 ホラーにしようかと迷った程、 知り合いのAちゃんの話は悲惨でした。 Aちゃんは若い頃から病気のお母さんの 世話をしてて、 青春時代をまさに介護に捧げている子、 この状態を10数年続ける内に 今度はお父さんもガンになり、頑張って 両親の面倒を妹と見ながら続けていたのです。 実は、 このご両親がとある病院に掛かってまして、 昔はいい病院だったんですが、 最近はあんまりいい評判を聞かないという 「ヤバい病院」になりつつあるという所に たまたま掛かることで、 お父さんはこの病院で定期検診を受けていたのに たまたま他の病院ですでに手遅れのガンが発覚、 お母さんはこの病院で別の病気で退院間近に 別の病気が発症、 家族がお母さんの異変を訴えたのに担当医師が「私は医者だ!、そんな病気はあり得ない」と、取り合わず、 結局家族の訴えがあっていて、誤診のために 手遅れになり、 お母さんは半身不随になってしまったのでした。 病院はどちらの件も謝らず誤魔化して終わり、 でも、これは、 序章に過ぎないのです。 あんまりにもAちゃんが可哀想過ぎて、 つい黙ってられず書き出しました。
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