0人が本棚に入れています
本棚に追加
俺が五十五歳の時に、両親が死んだ。
死因は別だが、死んだ日は数日しか変わらなかった
俺が五十八歳の時に、妻とまだ独身だった一人娘が死んだ。
別々に死んだが、死んだ日は数日しか変わらなかった。
俺が五十九歳の時に、妹夫婦と一人息子が事故で一度に亡くなった。
俺には近い親族が一人もいなくなった。
俺が六十歳の時、乗っていたバスが崖から落ちて、俺一人をのぞいて乗客全員と運転手が死んだ。
俺が六十二歳の時に、乗っていた飛行機が墜落した。
俺以外の乗員と乗客がみんな死んだ。
六十五歳くらいの時に、急に目が悪くなり、メガネなどでは追いつかなくなった。
見えないわけではないが、かなり視力が落ちた。
最初のコメントを投稿しよう!