第7章 究極の相手

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とか、『三分前にやって来る!』 などと、予想してはそれが合ってるかの答え合わせをしている。 合っていれば、『おお、ピッタシ!』と心の中でパチンと指を鳴らしたり、数分の誤差に『惜しい!』と呟いたり。 時間ピッタリに現れた人も多い。 どこかで時間を潰してたのかなと思ってしまう。 諸事情があるなら、相手が遅れてきたことを咎める気はない。 そんな自分だけの『Mr.○○との時間合わせゲーム』を楽しむようになっている。 本来の目的を一瞬忘れるほどだ。
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