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「寝室へ行こう...」
陸は華子の耳元でセクシーに囁くと、
寝室のドアを開けてベッドへ向かった。
陸は華子をベッドの上に優しく横たえると、
すぐに避妊具を取り出し素早くつける。
そして、華子の熱が冷めないうちに、
再び華子の中へゆっくりと入って行く。
『あぁんっ...なんて気持ちいいの......』
華子は身体中がとろけてしまいそうだった。
うっすらと目を開けると、上にいる陸を見る。
その男らしい身体つきと熱い眼差しを見て、
更に華子の興奮が高まる。
それから二人が絶頂に達するまでは、あっという間だった。
いつもは時間をかけて粘る陸も、
この時ばかりは我慢する余裕などなかったようだった。
華子の上に重なった陸が、荒い息を沈めようとじっとしている。
華子もうっすらと額に汗を浮かべて呼吸を整えようとしていた。
少し呼吸が落ち着いた頃、陸が言った。
「ごめん...急ぎ過ぎた....」
「ううん...最高だったわ......」
「華子も最高だったよ...それにしてもアイツが君を連れて行こうとしているのを見た時はゾッとしたよ...」
「うん...陸が来てくれて良かった...」
「間に合って良かった...」
陸はホッとした様子で呟く。そして続けた。
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