しゃべくり漫才『自己完結』

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しゃべくり漫才『自己完結』

「「どうも〜〜」」 「精神年齢12歳の、[漫才師A]と」 「精神年齢88歳の、[漫才師B]です」 「二人合わせて100歳です!」 「それがどうした。何が言いたい?自慢すんなよ。してないわ!」 「いや、自分だけで解決せんとって」 「えっ?」 「最後の「してないわ!」は、俺のセリフやん」 「あ、台本ど忘れしてん。ごめんな」 「おい!!」 「舞台どうすんねん!」 「こっちのセリフや!」 「ちゃんと覚えとけや!」 「それもこっちのセリフや!」 「ま、あいつに恥かかせるために、台本渡したのは舞台始まる3時間前やけどな」 「う〜ん、微妙な時間……いや、嘘言わんとってくれる?あと俺のモノマネ似てないで」 「そんなことはないさ、フッ」 「気障ったいわ〜」 「それ、いつものこっちのセリフやで」 「えぇっ?」 「トイレの中で毎日自分の姿を鏡でチェックして、どうしたら格好良く見えるかを、確認してるやん!」 「あーーあーーあーー」 「そんな些細な努力でブスが格好良くなるわけないのに!」 「あーーあーーあーー」 「あっ、これ気障ったいことではないか」 「まあそやろな。何かにつけて指パッチンするところとかが気障ったいからな」 「…自分で言うてまうん?」 「それがどうした。何が言いたい?自慢すんなよ。してないわ!」 「アドリブのくせにようやるなぁ」 「まだそこ引っ張んの!?」 「それがどうした。何が言いたい?自慢すんなよ。してないわ!えっ、ホンマに?うん。そっかじゃあええわ」 「大いなる自己完結!マイワールドに篭るな!」 「マイワールドじゃないねん」 「じゃあなんや?」 「自分の世界」 「それがどうした!…以下略」 「いやいや略すな」 「「どうも、ありがとうございました〜〜」」 __________________________________________________ 最後に爆発力を持たせることができなかった…
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