花園ポエマー

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『タンポポ  シロツメクサ  アザミ  ヒメジョオン  ハルジオン  手当たりしだいに手折った花を  花束にして君に捧げる  誇らしげな僕  哀しげな君  バラがよかったの?  ユリがよかったの?  君は首をふった  「可哀想」と  だから僕は詩を書く  言葉の花束を君に捧げるために』  ハローの詩は花束だったのだ。
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