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僕はモニターの電源のすべてを切った。
そして別世界へとフキと共に移動した。
「さよなら真幸さん。
いつか本当にミョナと再会できたなら、僕はミョナと一緒に生きるよ」
僕には叶えられなかったことを......。
ミョナは達成できるまで旅していく。
ミョナの自由度は百獣の王の風格だ。
ライオンのような金色の髪。
甘い果実のような恋の成就。
ミョナが理想の相手をみつけられる願いと。
もしかしたら僕と恋ができたらと。
その両方の想いで、僕は生きていく。
素敵な恋人を連れたミョナ?
みつけられずにいたミョナ?
そのどちらかと、再会するために。
僕はここに戻ってきて。
待っているからね。
――完――
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