序
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序
薫風
(
くんぷう
)
が鼻先を掠めた。
竿
(
さお
)
を手にした
宗次郎
(
そうじろう
)
は、畑の
畦
(
あぜ
)
を慎重に歩く。 顔を上げると
蒼天
(
そうてん
)
がやたら眩しい。夏が近いのだ。 笠の端についーと弧を描く
燕
(
つばめ
)
が見えた。
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