2人が本棚に入れています
本棚に追加
灯火
囁く風に舞う花びらが散る頃
あなたは何処で何してますか?
相も変わらず、巫山戯ているんでしょうね
残された葉には微かに残り香が
何を憶えて伝うのかな
小さくても強く生きる力が
このモノにはあるんだと
俯かないでちょっとでも前を向いて欲しい
そしたらそこにちっちゃな光が芽吹く様に
貴方も本当はそうなりたいんじゃない?
そうなるように僕が傍にいるよ
だからさ、ほら
弱くても生きていてほしい
時間が経てば周りも適応してる時代
そんな中でもぽつんと陰で1人
貴方は何を思って芽を見てる?
集団の圧でも放っている
微かに寂しそうな顔をしてる
強く生き過ぎて視界が弱くなってる
その膜を僕が
無理に合わせないで自分らしく過ごしてみたらいい
そしたら強く生きるモノみたいになれる様に
貴方も本当はそうなりたいんじゃない?
そうなるように僕が変えてみせるから
だからさ、ほら
弱さを出して生きてほしい
崩れそうな溢れそうな受け皿で
何に耐えているのか
そんなの一気に吐き出したっていいんだよ
無理に力まないで力を抜いてさ
何を追い詰めてるの?
泣きたい時に泣いてみたっていいんだよ
見失わないで
無理に合わせないで自分らしく過ごしてみたらいい
そしたら強く生きるモノみたいになれる様に
俯かないでちょっとでも前を向いて欲しい
そしたらそこにちっちゃな光が芽吹く様に
少しずつでも大丈夫だから小さき希望を持って欲しい
そしたら明日が輝いて歩ける様にと
貴方も本当はそう願っているんじゃない?
そうなるように僕がいる
だからさ、ほら
一緒に生きてみよう
道端の花が咲き笑っている
もう大丈夫だね
強くとも弱くとも生きていて欲しい
ただそれだけを願う
最初のコメントを投稿しよう!