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 ある男性がスパイ容疑で敵軍にとらえられる。スパイは捕まった翌日に絞首刑になる決まりだ。敵軍の兵士に死んでいくのは怖いだろうと聞かれる。男性は怖くない。死というものを経験したことがないし、人間は死んでいるか生きているかのどちらかで死んでいくという状態はないなどと語りだす。妙なやつだと兵士が思っていると、やってきた上官がスパイの男性を即刻銃殺するように告げられた。これを聞いた男性はうって変わってパニックになる。刑の執行は翌朝のはずだ。それも銃殺ではなく絞首刑だろう。だが、上官の判断は変わらない。男性を連れて行こうとする。男性は必死に暴れた。三人のもみ合いになる。緊急事態にほかの兵士も駆けつけた。なんとか三人を引きはなす。上官は死んでいて、兵士も傷を負っていた。男性が一番負傷の度合いが軽かった。兵士は男性をすぐに銃殺するよう命じた。刑が執行される。兵士はおだやかな顔で死とはこういうものかといって息を引きとった。  この話はなにがいいたいのかよくわからなかったです。死についてなのでしょうか。むずかしいのでお手上げでした。
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