こんな話を読んだ2024

１２

　ある男性、カジノで青年に出会う。外務省に勤めているそうだ。男性と青年は酒も手伝って親しくなった。青年の家に招待される。そこで青年は外交文書を見せた。緊張が高まっている隣国との関係を修復させる文書だ。男性は長話をはじめた。酒に酔った青年が眠る。男性は外交文書を偽造できるだけの書類や封筒を盗んだ。ことをすませると青年を目覚めさせる。翌日、青年のもとをたずねる。青年のすきを見て本物の文書と偽物をすり替える。その後、男性は株の売買をした。さらに翌日、メディアは大混乱に陥った。外交文書によって隣国との緊張が高まったのだ。男性はそこで株を買いもどした。しばらくして外交文書が偽造されたものだとわかった。男性は混乱に乗じて金を儲けた。

　金儲けをするために外交文書を偽造する大がかりな話でした。うまくいくのか、実際のところはどうなのでしょうね。