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 あるアパートに住んでいる男性、寝るときにガス灯を使っているのだが、ガス漏れで四回も死にかける。このことを嗅ぎつけた記者が殺人ではないかと探偵に話を持ちかける。探偵が調査をはじめようとした矢先、同じアパートの別の部屋で使用人の女性が亡くなった。死因はガスだ。探偵は殺人だと確信する。男性の人間関係を調査する。男性には婚約者がいて、その婚約者に恋をしていた男が同じアパートに住んでいることがわかった。その男は男性の友人で外国人の使用人を雇っていた。記者はこの男が犯人にちがいないと男の部屋をたずねる。すると、男は部屋を引きはらって田舎へ帰ろうとしていた。それを探偵が止める。犯人がわかったと。犯人は男が雇っていた使用人だ。この使用人と殺された女性の使用人は顔見知りだった。それで女性の使用人と男性は関係があった。それを恨みに思った殺人計画だった。  トリックを説明するのは長くなるので省いています。何回もいっている気がしますが探偵小説のあらすじはむずかしいです。短くすれば事件を探偵が解決する話となりますし、長くするとトリックを細かく説明しなけばいけません。この話の動機は男性に捨てられた女性の使用人による復讐ですね。
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