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 ある青年、兵士として戦場にいたが、居眠りをしていた。目を覚ますと、向かいの山に敵の兵士がいる。馬に乗っていた。青年が銃を構える。ひとを殺すのにためらう。青年は軍に参加する前に父親と話したことを思いだす。自分の信念を貫けと。青年は引き金を引いた。しばらくして上官が青年のもとへやってくる。なにかあったか。敵を撃ちました。青年の顔が蒼白なのを見て上官がたずねた。どうした。父親でした。青年は答えた。  はじめ読んだとき意味がわからなかったのですが、いろいろ調べて青年が撃ったのは父親だとわかりました。むずかしい話でした。
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