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主人公の喬峯を演じているのは、もちろんドニー・イェン、阿朱はチェン・ユーチーです。
パワフルでスタイリッシュに、絶えず戦い続ける無敵の男・喬峯。剣術、打狗棒、そして拳という3要素を中心としたハイスピードかつ鍛錬された技が繰り広げられるバトルシーンは、どれもすごい迫力でした。
しかも物語は実にうまくつながり、伏線が回収され、さらにかなりのラブロマンスとなっていくのです。
あと、喬峯はかなり「術」を使いこなすので、まるでロールプレイングゲームの勇者のようでした。いや「賢者」かな。
喬峯の出自が漢民族ではなく、モンゴル系の契丹人だと発覚した途端に今までの経歴や信用がほぼ全て無視されてしまうという展開はちょっと……と思いましたが、まあそういう民族の対立はあり得る、ということですね。
いかにも続編がありそうなラストシーンとエンドロールでしたが、次作はどうなるのでしょうか。
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