3.「REALITY リアリティ」(アメリカ)

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FBIの最強尋問テクニックは、まさに禁断の「人心掌握メソッド」で容疑者(ターゲット)を追いつめていきます。これは究極の心理戦なのです。 この作品のタイトルは主人公の名前から取られていますが、まさに現実を意味する「リアリティ」のダブルネーミングだと思われます。 一見フレンドリーで優しそうな捜査官たちは、常にリアリティを気遣っています。そんな彼らとリアリティの間で次第に高まっていく緊迫感は、まさに手に汗を握るような駆け引きでした。 彼女は何をしたのか。本当にやったのか。それならどうやったのか。なぜやったのか。 「第2のスノーデン」と呼ばれたリアリティ・ウィナーの考える「倫理観」とは何なのか。機密を扱う上で、その感覚は次第に麻痺していったのか。 色々と考えさせられる作品でした。
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