4人が本棚に入れています
本棚に追加
第5話
そのまた次の日の朝であった。
ところ変わって、東鳥生町にあるショッケンの工場の事務所にて…
ダンナは、前日に山越のハトマートへ行って従業員さんが犯した凡ミスをわびに行った。
しかし、お得意さまがソートーオカンムリになっていたので許してもらえなかった。
今から2時間ほど前に、ダンナは富田新港の本社へ行った。
ダンナは、直属の上司にことのテンマツを報告したけどきついダメ出しを喰らった。
そのあげくに、ハトマートとの取引が一時停止になったことを告げられた。
直属の上司からダメ出しを喰らったダンナは、ものすごく怒り狂った。
ダンナは、気に入らないことがあると気に入らない男性従業員さんにきつい暴力を加えるなど…人格が大きく壊れた。
ダンナがもっとも気に入らない従業員は、こともあろうに勝祝のお弁当をたかり続けていたグループのリーダーの男(丸顔でデブのメガネ顔の男)だった。
ダンナは、お弁当たかりのリーダーの男を呼び出した。
ダンナは、おそろしい目つきでにらみつけたあと言葉の暴力でイカクした。
「オドレは、北日吉町の私立高校にスイセン入試で合格したそうだな…」
「そうですが…」
「オドレは中学にいた時、悪いことばかりしていたな!!オドレが卒業した中学のセンコウはどこのどこまでクソバカだ…スイセン入試だと言うのはタテマエで、本当はオドレのおじいやんの知人の県議会議員の口利きで入学したそうだな!!…その上に、松山大学に入学したのも、うちのショッケンに就職したのも…県議会議員の口利きだと聞いた!!オドレはこすい手を使ってラクチンな人生を過ごしたから気に入らないのだよ!!」
(ガーン!!ドカッ!!ドカッ!!)
ダンナは、お弁当たかりのグループのリーダーの男をグーでこめかみを殴りつけて倒した。
その後、右足で身体をけとばしながら男をバトウした。
そして、男のサイフの中から大金を強奪した。
ダンナは『今度オレをグロウしたら殺すからな…』と言うたあと、口笛をふきながら立ち去った。
そのあと、ダンナは南鳥生町にあるキスケ(パチンコ店)へ行った。
このあと、ダンナは夜遅くまでパチスロにボットウした。
さて、その頃であった。
ところ変わって、はなが勤務している第一地銀のオフィスにて…
はなは、直属の上司から3月いっぱいで寿退社をしろとキョウハクされたので、ひどくあせっていた。
挙式披露宴の日取りを早く決めないと…
直属の上司からキョウハクされた形で勤労青少年ホームに行った…
どーでもよしの気持ちで誠也と出会った…
どーでもよしの気持ちで、料理教室を受講した…
そしてまた、どーでもよしの気持ちで結婚生活の準備をすすめた…
そのような気持ちで結婚していいのか?
ダンナの実家の親類たちは、はなと誠也が結婚することに対して口々に反対を唱えだした。
誠也の親類の家の親類たちもまた、ふたりが結婚することに対してより強い反対を唱えた。
それに加えて、誠也がガールフレンドを作ること自体も大反対だと唱えた。
誠也は今、大事な時期だから女の人とイチャイチャしている場合じゃない!!
この最近、ふたりとも仕事がうまくいかずに苦しんでいた。
ふたりとも、新年度の人事査定に大きな影響が出る恐れが出た。
2人の気持ちは、ますますけだるくなった。
時は正午前のことであった。
この時、はなの直属の上司の男性がはなのもとにやって来た。
男性は、ものすごくもうしわけない表情ではなに対して『事情が変わった…』と言うた。
「はなさん…ちょっと話があるけど…」
「課長!!あとにしてください!!」
「ああ…すぐに終わるから…」
「あとにしてくださいと言うたらあとにしてください!!」
「手短にするから話を聞いてくれ〜」
「あとにしてくださいと言うたあとにしてください!!」
「なんだよ…はなさんはワシの想いを聞いてくれないのか〜」
「ますますはぐいたらしいわね!!課長の想いと言うのはなによ!!」
直属の上司の男性は、過度にやさしい声ではなに来年度からのことについて伝えた。
「すまん…ワシの気持ちが変わってしまった…こらえてーな…」
はなは、ものすごく怒った声で言うた。
「課長!!それはどう言うことでしょうか!?」
「だから、3月31日に予定していた寿退社を延期してくれ…」
「話がゼンゼンちがうじゃないのよ!!」
はなは、ものすごく怒った声で直属の上司に言うた。
「課長!!数ヶ月前にアタシに対して『君もそろそろいい歳だから…』と言うて寿退社を強要した…ところが急になかったことにしてくれと言うたのでものすごく怒ってるのよ!!」
「ああ、怒らないでくれ〜…はなさんに無理強いをしたことはあやまるよぅ…ワシは先方さんが困っているから寿退社を延期してくれと言うているのだよ~」
「先方さん…先方さんってどなたよ!!」
「困ったな~」
はなの直属の上司の男性は、ものすごくつらい声で理由を説明した。
「はなさん…先方さんと言うのは…波方の支店の支店長さんだよ…」
「波方の支店長がなにに困っていると言うのよ?」
はなは、ものすごくさめた目つきで直属の上司に言うた。
直属の上司は、ますます弱り切った表情ではなに言うた。
「はなさん…波方の支店長さんが助けてくれと言うてるのだよ〜」
「分かるように説明してよ!!」
「はなさん…波方の支店長さんがひどく困っているのだよ…波方の支店に勤務していた女子職員さんがノイローゼを理由に勝手に職場放棄をしたあと行方不明になったのだよ…あと、契約職員さん2人が近いうちに産休に入るので、4月から人手不足なるのだよぉ…」
「それだったら、松山の本店の従業員さんにお願いしてよ!!」
「だから…波方の支店長さんは本店の人にエンリョしているのだよ…」
「波方の支店長はバカよ…そんなバカ支店長の頼みは断るわよ!!」
はなは、ますますさめた目つきで言うた。
直属の上司は、ますます弱り切った表情ではなに言うた。
「はなさん…波方の支店長さんはものすごく困っているのだよ!!」
「はぐいたらしいわね課長!!アタシにどうしてくれと言うのよ!?」
「だから、少しの間だけ波方の支店で勤務しろと言うてるのだよ〜」
「少しの間ってどれくらいよ!!」
「だから、女子職員さんのお子さまが少し大きくなるまでの間だよ!!」
「それはいつ頃までを言うのよ!!」
はながものすごく怒った声で言うたので、直属の上司の男性は『チッ!!』と舌打ちしたあとめんどくさい声で言うた。
「なんだよ一体もう…職員さんのお子さまが少し大きくなるまでの間だけ波方の支店で働けばいいと言うてるのに、ブツクサと文句言いやがって…」
舌打ちされたはなは、ものすごく怒った声で直属の上司を怒鳴りつけた。
「はぐいたらしいわね課長!!…死ねや!!」
(ドカッ…)
「グワッ!!」
はなは、直属の上司の(男性ホルモン袋)を激しい力を込めてけとばした。
その後、背中を突き飛ばして倒した。
その上から右足で激しく踏みつけた。
そして、サイフの中から1万円札20枚をごっそりと抜き取った。
このあと、はなは直属の上司のデスクの引き出しの中から職場名義のクレカと小切手類を強奪した。
そしてそのまま、職場放棄をした。
このあと、周囲にいた女子職員さんたちが直属の上司のもとにやって来た。
女子職員たちは、直属の上司に対して集団でレイプした。
その日の夜おそくのことであった。
ところ変わって、ダンナの実家にて…
はなは、ものすごく疲れ切った表情で帰宅した。
はなは、義父母に対して『寿退社を延期して4月から波方の支店に行ってくれと言われた。』と泣きそうな声で言うた。
義母は、はなに対して理由をたずねた。
「波方の支店に転勤…どうしてなの!?」
「アタシ、突然課長から波方の支店に転勤しろと言われたからドーテンしているのよ…課長はリフジン過ぎるわよ…数ヶ月前に寿退社を強要しておいて、気持ちが変わったから寿退社は取り消すと言うた…だからものすごく頭にきてんのよ…」
「そうよね…それは怒って当然よ!!」
義母は、思い切り激怒した。
端にいた義父は、ものすごく困り果てた表情ではなに言うた。
「はな。」
「おとーさん。」
「はなは、4月からいつ頃まで波方の支店に勤務する予定なのだ?」
「いつ頃までって…少しの間…」
「少し間…少し間ってどれくらいだよ…」
「だから少しの間と言うたら少しの間よ!!」
義父は、ものすごく困った表情ではなに言うた。
「だから、課長さんが言う少し間と言うのはどれくらいの期間を言うのだ!?」
はなは、ますます気が狂いそうな声で義父に言い返した。
「だから!!職員さんのお子さまが少し大きくなるまでの間よ!!」
はなの問いに対して、義父は怒った声で言うた。
「だから、子供さんが少し大きくなると言うのは何歳までを言うのだ!!」
「あなたやめて!!」
義母は、義父に対して『それ以上シツヨウに聞かないで!!』と言うたあとものすごく困った声で言うた。
「こんなことになるのだったら、はなを(第一地銀)に入行のじゃなかったワ!!」
「ああ!!そうだった…はなのダイリでシューカツしたのがよくなかった…」
義父母は、大きくため息をついたあとこう言うた。
「この際だから、手遅れにならないうちにはなが勤務している(第一地銀)をやめさせましょう!!」
「やめさせるだと!?」
「ええ、その通りよ!!」
「どうしてやめさせるのだ!?せっかく就職できた会社なのに…」
「あなた!!」
「なんだよ!!」
「うちらの選択ミスが原因ではながひどく傷ついたのよ!!うちらはIさん(はなの就職を世話してくださった人)にだまされたのよ!!」
「なんてことを言うのだ!?」
「ますますはぐいたらしいわねクソバカテイシュ!!」
義母は、義父に対して強烈な声で怒鳴りつけたあとよりし烈な怒りをこめながら言うた。
「それともう一つ言わせてもらうけど…この家、近いうちに土地ごとテートーに入れようと思っているのよ!!」
「テートー…お前、本気なのか!?」
「その通りよ!!ここの土地が事故物件だったことに気がついたのよ!!」
「事故物件だと…」
「そうよ!!あんたが(住宅販売会社)に行った時に右腕にイレズミを彫っていたポン引きのセールスマンの口車に乗ったことが原因で事故物件を買わされたのよ!!」
義母は、今の新築の家を建てたこと自体が間違っていたから抵当に入れると言うた。
それを聞いた義父は、ものすごく困り果てた。
それを聞いたはなは、その場に座り込んだあと泣き出した。
サイアク…
サイアクだわ…
せっかく持ち家ができたと言うのに…
事故物件の土地だと言うことを聞いて失望したわ…
もうイヤ…
もうイヤ…
もうイヤ…
アタシ…
つらい…
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
はなは、より強烈な叫び声をあげて叫びまくった。
はなの強烈な叫び声は、キンリンの家々に響き渡った。
最初のコメントを投稿しよう!