オーちゃんを助ける!!

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ベンツ君は何度も体をぶつけて、鎖を外しました。衝撃を受けたことにより、塗装が剥がれ、一部分が歪んでいました。 「ベンツ君、大丈夫?」 「僕は全然。そっちこそ大丈夫か」 「うん…」 そんな会話をしていると、気づいた泥棒が向かって来ていることに気づきました。更に、手には銃を持っています。2台とも、自ら走るのは慣れていませんでしたが、壁などにぶつからないように必死に走りました。後ろから銃声がして、びくびくしながら走っていました。すると、トラックでは通れない狭い道を発見しました。 「よし、これでアイツも来れないな」 「よかった安心だ…」 しかし、狭い道を抜けた矢先、遠回りをしたトラックが襲って来ました。 「やばい!」 すぐさま左折しました。突然の動きにびっくりした泥棒は、滑りそうになりました。その隙に、2台に引き離されてしまいました。 「くそ… 逃げられた」
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