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冨樫は驚きの表情を見せた。
五歳とは思えない言葉にびっくりした。
「理玖、失礼よ」
「いや、理玖の言う通りだな、すまん」
「おじさん、それでママをちゃんと守れるの」
「守れる、約束する」
「パパもそう言って、僕との約束守れなかった、だから僕がママを守ろうって決めたんだ」
「理玖」
葉月は理玖を抱きしめた。
冨樫は透かさず理玖に言った。
「俺は絶対にママと理玖を守る、約束するよ」
「わかった、じゃあ、ママを貸してあげる」
「サンキューな、理玖」
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