2話

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塾に行くのは嫌ではない。 家にいるよりは何十倍も、何百倍もマシだ。 友達のいるし、先生は優しい。 でも、塾があるのは夜。 部活の後だからとっても眠いのだ。 そのため、授業を聞いておらず、確認テストで低い点数を取ったこともあったっけ。 だからこそ、私にとっては予習と同じくらい、仮眠が大切なのである。 (早めに着いて暇だし…寝ようかなぁ) 詩音「紅音(くおん)~」 紅音「ん~?どした~?」 詩音「寝るから5分前に起こして~」 紅音「おっけ~」 詩音「ありがと~おやすm…zZZ」 紅音「寝るの早くない?w」 ___________________________________ 紅音「詩音~起きて~」 詩音「んぅ…おはよぉ…」 紅音「おはよ」 詩音「起こしてくれてありがと。」 紅音「どいたま~」 ___________________________________ 美玲先生「詩音さん、話があるから残ってもらってもいい?」 詩音「わかりました。」 紅音「詩音、また土曜日ね!」 詩音「うん、バイバイ!」 そうして、1人、2人と教室から出ていき、私1人がぽつん、と教室に残されていた。 (先生、まだかなぁ) 🚪ガラガラ 美玲先生「遅くなってごめんなさいね、」 詩音「いえ、大丈夫です。」   「それで、話って何ですか?」 ___________________________________ 久しぶりの更新です、 これからは執筆活動も復活させていきたいです…
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