§その日のお昼§

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2人分の野菜炒めと、しょうが焼きを それぞれのお皿に盛ってくれた、宮森さん 食卓テーブルに、お皿を置いてくれた。 宮森 美月 (みやもりみつき) 「あ!ご飯、そんなに盛らなくても!」 宮森さんのおかげで ちゃんとした、お昼が食べれる嬉しさと 彼にたくさん食べてほしい気持ちもあって 宮森さんの分を、山盛りにしてしまっていた! わたし 華月 美世音 (かづきみよね) 「あ、ごめんなさい! ちゃんとしたお昼が食べれる 嬉しさもあるけど たくさん食べてほしくて、つい…」 宮森さんは、フッと笑う。 宮森 美月 (みやもりみつき) 「ありがとうございます。」 宮森さんは、食卓の椅子に座り 彼の前に大盛ごはんを置いて、お箸を渡す。 わたし 華月 美世音 (かづきみよね) 「ウフフ…あ、本題!」 わたしは、自分のお茶碗に、ご飯を普通盛りにして 自分の分のお箸を手に、隣り合って座る。 宮森 美月 (みやもりみつき) 「そうでした、僕は雇われたんでしたね…」 わたしは頷く。 わたし 華月 美世音 (かづきみよね) 「はい!あなたには、執事として この家の家事をしてもらいたいんです! お給料は、1ヶ月25万払います。 この家のものは何でも 自由に使ってくれてかまいません。 自分の家だと思ってすごしてください 明日、制服を支給します」 宮森さんは、微笑み頷く。
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