§ある仕事終わりの日§

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ふう…やっと、アクセサリーの 新作デザイン終わった~ オーナー社長も楽じゃないわね… わたし 華月 美世音 (かづきみよね) 「ただいまぁ~…」 11249d1e-267b-4761-8fe7-3a21d14563c0 ……… って…わたし、一人暮らしだった… はあ、どうしよう… 仕事が忙しくて 家の片付けまで手が回らない! 誰か…雇わなくちゃ… とりあえず、玄関先で靴を脱ぎ リビングのドアを開けて 中に入り、水分補給のため、いつもの スポドリ、グレープフルーツ味を飲みに行く。 アイランドキッチンの台の上にコップを置き 冷蔵庫から、スポドリのグレフル味を取り出して コップにそそいで、また冷蔵庫に入れ さっそく、ゆっくり飲み干していく。 わたし 華月 美世音 (かづきみよね) 「ふう…美味しい♪」 コップを流しに置いてから 鞄を、リビングのソファーに置き 脱いだ服をハンガーにかけていき、シャツだけ 洗濯ネットに入れた後、ドラム式洗濯機に入れ お風呂に入りに行くんだけど 湯船のお湯を沸かしてないから シャワーだけで済ませ バスタオルを体に巻いて 2階の寝室に向かい クローゼットの下の棚のケースの中から パジャマと下着を取り出し、着て 部屋の電気を消してから ベッドに横になり スマホのネット検索欄から 執事 雇う で検索をかける どの会社も、住み込みNG… そりゃそうかぁ… 仕方ない、理由があって 職を無くした方達がいる 例の路地裏に行くしかないわね…
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