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飲み終わったあと、差し出してくれた
丸盆に空になったコップを置いたあと
玄関で靴を脱ぎ、リビングに入って
テレビ前のソファーに、仕事鞄を置いて
振り向くと、丸盆を食卓テーブルに置いた
美月が頬を赤らめて、近づいてきた。
執事
宮森 美月
(みやもりみつき)
「お嬢さま…実は、ですね…//」
わたしは、首を傾げながら
美月を見つめる。
わたし
華月 美世音
(かづきみよね)
「ど、どうしたの?」
わたしは、彼を見上げる…
執事
宮森 美月
(みやもりみつき)
「お嬢さまの…
2階の寝室を片付けていたら…
その、オモチャを
見つけてしまいまして…//」
っ!?
わたし
華月 美世音
(かづきみよね)
「そ、それは…そのっ…
最近…忙しくて使ってなかった奴でっ//」
美月は、艶やかに微笑んでる…//
執事
宮森 美月
(みやもりみつき)
「僕のより、小さくて良かった…
どうりで…キツかったわけです…//」
んにゃああ!?///
わたし
華月 美世音
(かづきみよね)
「お、お風呂入ってくるねっ//」
わたしの顔が一気に、熱くなったところで
リビングから廊下に飛び出し、階段をかけ登って
2階の脱衣場に入り、ドアを閉め
常備しているハンガーに
着ていたスーツをかけ
ワイシャツと、着ていた下着の上下を
洗濯機に入れたんだけど…
たまっていた服がなくなっていた!
彼…しっかり、働いてくれてる//
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