§休日の朝§

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い、以外と長身! 165cmのわたしを、頭1個分抜いてる 175cmぐらい?かな。 路地裏から男性を連れ出して 肩を貸しながら、歩く。 ぼろ服の男 「えと、僕… 宮森 美月(みやもりみつき)って言います…」 わたしは、隣の宮森さんを見上げる。 わたし 華月 美世音 (かづきみよね) 「わたしは、華月 美世音と言います。 宮森さん…あなたが ゴミを片付けてるところを見ていて思いました。 本当は、ちゃんとした人なんだ、と。 なぜ…あんな所に?」 宮森さんは、うつ向いてしまって 何も喋ってくれなかった… ぼろ服 宮森 美月 (みやもりみつき) 「… … …」 わたし 華月 美世音 (かづきみよね) 「…もう少ししたら、家につきますから まずは、お風呂に入ってもらいますよ。」 宮森さんは、頷く。 しばらくして、自宅の レンガ造りの家について 家の玄関を開け、1階のお風呂に 宮森さんを連れていき その、ぼろ服を脱がせた。 宮森 美月 (みやもりみつき) 「ぁ、ちょ…!? じ…自分で脱ぎますから…ッ」 宮森さんは、服を全て脱ぎ 浴室に入っていき わたしは、買い置きしていた 真新しいアカスリタオルを包装から取り出し 服を着たまま腕まくりして 宮森さんと一緒に浴室に入った。 わたし 華月 美世音 (かづきみよね) 「1人で、その汚れは 落としきれないと思うので わたし、手伝います!」 宮森さんを、お風呂の椅子に座らせ フェイスタオルを、その膝の上に乗せる。
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