§その日のお昼§

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階段を降りて、1階の脱衣場に戻ると 宮森さんは、すでにお風呂から出て 体を、バスタオルで拭いてる所で… わたしはパジャマと下着を 引戸のすき間から、宮森さんに差し出す。 わたし 華月 美世音 (かづきみよね) 「これに、着替えてください… お昼を食べながら、話します。」 それを、受け取ってくれたのを確認して 引戸を閉め、数分して 着替えた宮森さんが出てきたんだけど ボーボーに生えていた髭がなくなってる! あれ…なんか、ちょっと…カッコいいかも… じゃなくて…お昼の出前を、頼まないと! あ、そうそう…あと美容師さんにも 来てもらわなくちゃ! 宮森 美月 (みやもりみつき) 「えっと…よ、良ければ 僕…作りますけど…」 !? わたし 華月 美世音 (かづきみよね) 「料理、出来るんですか!? それじゃあ…お願いします。」 宮森さんは頷いて、アイランドキッチンの 横にある冷蔵庫の中を見ていく。 宮森 美月 (みやもりみつき) 「ふむふむ…野菜炒めと しょうが焼きぐらいは、作れそうですね。」 わ!すごい!材料見ただけで 何が作れるか、分かっちゃうのね! あ、ご飯炊かなくちゃ! わたし 華月 美世音 (かづきみよね) 「その間に、わたし…ご飯炊きますね!」 手分けして、お昼の準備を進め 宮森さんのお手製 野菜炒め&しょうが焼きが完成! ちょうど、ご飯も焚けて お茶碗にご飯を盛っていく。
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