0人が本棚に入れています
本棚に追加
そして主水が2階に向かうと女子生徒の悲鳴が聞こえてきたのだった。主水もその現場に向かうと刀を持った悪党が女子生徒に刃を向けていた。
悪党「おい、俺に大人しく従えば可愛がったものを…死ね!」
女子生徒「きゃー!」
主水「待ちな。」
その刃が振り下ろされた瞬間、主水はその刃を掴んでいた。
悪党「離せ、離しやがれ!」
そして怯える女子生徒に主水はそっと囁いたのだった。
主水「お嬢さん、早く逃げな…」
女子生徒「は、はい!ありがとうございます!」
悪党「てめぇ!」
そして悪党が振り下ろした刀を交わした主水は強烈な掌底を悪党の腹部に叩き込んだ。
悪党「な、何しやがる!」
主水「お前さんか。最近この学校に蔓延る悪党はよ。」
悪党「なんだ、お前は!」
主水「俺か?俺はお前みたいな悪党を裁く役職さ。 」
悪党「お前が噂の仕事人か!ハアッ!」
そして刀を向けて主水に襲いかかった悪党に主水は一言呟いてから斬りつけたのだった。
主水「あの世で閻魔が待ってるぜ。」
悪党「グハッ。」
そして主水は一振りで切り捨てた悪党を見ながら呟いた。
主水「お嬢さんの恨み、晴らしたぜ。」
最初のコメントを投稿しよう!