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36段目
先日、コミカライズの一件でXが盛大に燃えてましたね。くだんの漫画も投稿も削除されたのかもう閲覧出来ませんでしたが一生事実は残るでしょうね……今はスクショと保存という技術が有りますから。
投稿主はまさにそのジャンルのコミカライズを手がけた上で「(そのジャンルの)何が面白いのか分からねぇ〜もう2度と書きたくね〜だからオリジナル書く〜」って宣っていたのであんなになりましたが、だからといってこれが全くの別ジャンルだったら燃えなかったか、と問われたら否だと自分は思います。
思うにくだんの漫画を投稿した漫画家はおそらく最初から「オリジナル作品をだけを描きたかった」んでしょう。しかしだからといって自分のやっている仕事を自分で貶めてどうするんですか。前々から存在していたノベライズ作家はオリジナル作家とは別に地位を築けていますがコミカライズ作家の台頭は最近です。昔は漫画原作の賞とか無かったし。これは一定のジャンルがどうこうとか、原作云々を通り越して作家や編集等々コミカライズに関わる全てに対する侮辱でしょう。コミカライズとノベライズ全体の信頼に関わると思います。これからどんなにコミカライズ、ノベライズの話が来ても邪推してしまって喜べないというか(そんな話無いけど)……
「フィクションです」って言葉に逃げるなよ、💯田◯樹と同じじゃねぇか……と憤りながら寝ましたが一晩たって気付いた。
「自分も『絶筆』で似たようなことをやってしまったんじゃないか?」
小説家が小説家を主人公に書くのは珍しいことでは無い。問題はその主人公に「自分は小説家にならないと価値が無い」と言わせるために他の職業を見下すような描写を入れてしまった、ということです。
わたしは「作家になっても決してこうはなるまい」と戒めて天野史香を作り、史香とその一家を自滅させたのですが、史香は人間としても作家としても最低ですもの。新人賞に選ばれない理由の一端が見えた気がしました。最初じゃ有りませんが「自分たちもこんなことを考えながらものを書いている、と思われたらたまったもんじゃない!」ですよ。選考委員の嫌悪を煽るような登場人物を主人公にした作品など、読みたいわけが有りません。特にエブリスタは小説家を始めとするクリエイターが集う場所です。
今現在、誰からも何も言われていませんがもう少し考えるべきでした。
「絶筆」、供養に「サスペンスミステリー」に立候補させ、来年〆切の某ミステリー新人賞に出そうか、と思っていましたが思った以上にモチベーションが……
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