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5段目
フォロワーさんと話をしていたらちょっと元気出て来たのだが、そこで「まず大衆小説を書いたらどうか?」という話になった。
そこで思い出す。私は最初、推理小説家になりたかった、ということを。
音大の図書室でデビッド・スーシェ版「名探偵ポワロ」を観てアガサ・クリスティーに憧れて以来「自分も推理小説を書こう」と決意しました。その時書いた作品は2015〜2017年辺りにアガサ・クリスティー賞に出して二次で落ちました。英国の執事養成学校を舞台に国籍バラバラ、性格も全然ちがう成績上位者6人組が殺人事件に挑む、というものでした。そのフォロワーさん、読みたいと言ってくださったのですが、当時落ちたヤケクソでパソコンからメモリーディスクに至るまで全消ししてしまって……ちょっと後悔しましたが、過去を引き摺らず今書いているものを書け、という手荒い神のお告げだと思うことにしました。
あれから10年近く経ちましたが、トリックを考えることと殺人や事件をゲームのように扱う新本格ミステリの空気に疲れてしまってもう推理小説を書こうとは思わないです。やはり書きたいのは人間を描く純文学か幻想小説です。「花にふれる」は純文学じゃ無いですが、主人公2人が好きなので大事に書きます。
やはり少し話すだけで元気出ますね。その元気を大事に今日も「光る君へ」を観た後執筆したいと思います。近日、高校時代の友人に会うので少しでも頑張りたい。
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