独裁者の素質
「あ゙ぁぁぁっ……ぁ、あ……」
引き攣れるような声が心地いい。
「も゙……やだ……じ、じぬ゙」
「わがまま言うなよ」
僕の恋人はとても可愛い。
「あっ、ぉ゙! い゙、ぐっ、イ゙くから゙ぁぁっ!!」
後ろから腰を固定してガンガン突いてやると、悲鳴のまじった喘ぎ声を出す。
「や゙めっ、やっ、だ! だすけでぇっ、も、ぅ゙、やら゙ぁぁ゙ぁ!!」
これだけイかせたんだ、もう精液なんて出ないだろうな。
でも僕はまだまだ大丈夫。
「あんたが悪いんだよ」
――僕から離れようとするから。
「ねえ、先輩」
愛してる。
だから壊しちゃっても仕方ない。
「もっとしよう」
イヤだイヤだと駄々をこねる可愛い恋人の身体を、繋がったままひっくり返す。
「ひぎっ!?」
「愛した人はあんただけだ」
僕の下で身悶え狂う、愛しい人。
「だから支配していいよな」
少し間違ってしまっただけだ。
周りの女共は僕の顔を愛しただけだ。母でさえ、愛してると言いながら僕の中の知らない父に語りかけてるだけだった。
だから愛してるなんて僕は口にすら出すべきじゃないと。
でも、間違っていた。
「愛してるよ、先輩」
だから支配させて。
母が俺にしたように。
僕は独裁者だ、独裁者の母の元で育った男。
「ずっと一緒だな」
そう言って、愛しい人に掛けた手錠の鍵を口の中に放り込み飲み込んだ。
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