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新お題「翼覆嫗煦」
山梨エッセイが25ページ分も挟まってしまったため、ずいぶん遡らないと見れなくなってしまったが、本エッセイp29でもご紹介した(有)ユウさんの企画「生ぬるいペディア」にて人知れず、新お題が投下されていた!
「翼覆嫗煦」
何だコレ!?
翼覆嫗煦と打とうにも後半二文字は読めすらしねぇ。
仕方がないので「四字熟語 翼 覆る」と入れてグーグル先生に出してもらって、見出しから漢字だけコピペしてきた!!
翼覆嫗煦 翼覆嫗煦 翼覆嫗煦
クリップボードに入っているから、読めないけど何度でも書ける。
便利(*´ω`*)
さて、肝心の内容だが、なんと言っても、読めねぇ漢字から意味を引き出せという無茶っぷり。
翼といえばあれよね。羽がついてて空とぶやつ。天使とか鳥とかが持ってるやつ。
覆るはひっくり返るとかそんな感じよね。
問題は嫗。なんじゃこりゃ。
見覚えがある近い漢字といえば鷗。
森鷗外の鷗。
森鴎外といえば鴎ってでてくるけど、これは鷗の旧字体。
鷗の訓読みは「かもめ」。
でも嫗は女偏なので、嫗はおそらく『メスのかもめ』!!
よし次だ。「煦」
照によく似たこの漢字。
召が句になっている。
あれ?
→召すが句になっている。
→メスがクになっている。
→メスが区になっている!
ここで『メスのかもめ』に代入してみよう!
→『区のかもめ』
つまり嫗でも鷗でもなく鴎!!
後半二文字は、『旧字体の鴎に戻して考えろ』という指令に違いない。
楽譜で言うところのダ・カーポとダル・セーニョのようなもの! 戻せ戻せ!
ということで、「翼覆嫗煦」は
「翼がひっくり返った鴎」の意味」となった。
字面だけでは説得力が弱いので画像を検索。
画像は水に浮かんでひっくり返ってるキンクロハジロ。
残念ながらカモメではなくカモの仲間らしい。
でもまぁきっと「翼覆嫗煦」ってこんな感じ!(*´ω`*)
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