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 今回はシンプルなおやつ!日本の飴。  描いたのは日本の飴。風車飴、金太郎飴、手毬飴など。  紀元前六から四世紀のインドで、飴に似たお菓子が既にあったそうです。  現インドの西ベンガル州にkandiという地域があり、棒の先に付けて食べるKandyという砂糖菓子があります。他の地域にも甘いお菓子がたくさんあって驚くほど。  紅茶の産地スリランカのキャンディ地方の綴りはKandy。  アラビア語はQUANDが砂糖。ラテン語はCANが砂糖、DYが型に流し固めるという意味なので、この辺の綴りが似ているので影響し合っているようです。  日本書記には神武天皇が「水無飴」(水飴)を作ったとあり、これが「米飴」の起源だと考えられています。  紀元前七世紀の唐(古代中国)では、酒を造る過程に出る麦芽糖に蜂蜜を加えて飴を作っていました。  飴は固まっているうえに栄養があり、小粒にして携帯もしやすいです。そういう理由で昔は、健康食品や栄養補給剤として保存もできるので有用性が高かったのだと思います。 ↓下絵。着色したものはイラストコーナーに置いています。24344f16-ab88-4d6e-9117-2b9ca4912fb5 ◆ いつもスターやコメント、ありがとうございます! 今回は日本の飴ちゃんでした。 飴の歴史を調べると、意外にすごかったです。 有力な最古が、まさかのインド。 飴ちゃんを侮っていたわけではないです。飴ちゃんはすごいね。
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