吉田秀和Lovesグレン・グールド

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吉田秀和Lovesグレン・グールド

 皆様ごきげんよう!    吉田秀和さんの『バッハ (増補版)』(河出文庫刊)を読了いたしました。    下げてから上げると、この本はちょっと読みづらいのです。長いセンテンス、かなり頻繁に出現する二重否定……(「驚かないわけにはいかない」みたいな文)。    とはいえ、バッハの魅力に肉迫しつつ、文章は音楽たり得ないもどかしさに満ち満ちた一冊でもあります。  個々のバッハの作品解説、よい演奏のディスクの紹介がえんえんと続くのですが、わたしはバッハ好きなものの、ずいぶん聴いていない曲やディスクがあるなと猛省しました。    たとえば『マタイ受難曲』。  このころの音楽は、自己表現というよりは教会のための音楽だったり、『平均律クラヴィーア』や『インヴェンションとシンフォニア』のようにある種の教材だったのですね。    それなのに、音楽の愉しみがぎゅっと詰まっているバッハの楽曲。  そして、また聴き直してしまう紹介文の巧みさ。  バッハはまたクラシック入門にもよいし、なんとなくBGMに使っても、クラシック喫茶で聴くように全身全霊をつくしてバッハと対峙するのもよし、バッハの音楽の幾何学的な魅力があますところなく解説されております。    著者はグレン・グールドの演奏もかなりお好きらしいのも嬉しいポイントですね。わたしもグールドの弾くバッハ好きです。            ━☆━━━━━━━━━━━━━  ペコメありがとうございます!!  ━━━━━━━━━━━━━☆━    珠🐰ちゃん>早いですな……というかここの更新が遅いというか……🎨めいちゃんのイラストよき! 躍動感がありますね! ゲーテは絶対、フェルディナンをお母さんだと思ってた説……。      未季ちゃん>フルカラー版の破壊力は凄いですよね。次作は(サント)パルーシア学園ものにしたいですー! 世界観とキャラクター、まだまだ詰めてゆく細部があってたいへんです。  ゲーテのグルーミングがまた恍惚な表情なのがおかしくて……w フェルディナンやリルケの画像もまた載せてみますー。      ぴょんきちさま>けものハーフの子達や、小悪魔の子たち、よく考えると(よく考えなくても)、耳やつのとか、出っ放しのほうが自然なのですよね……。そこらの問題は置いておいて……という(苦し紛れ)。      花果ちゃん>ほんと、スナイパーライフルWA-50を手にした治子(はるこ)ちゃん恰好よすぎです! 仲良しってレベル超えてますよw ずーっといつもあんな感じだったのです。      倉橋さま>先日の『こねこのワルツ』がいい刺激になりました。マイペースで、次の小説の案練って、書いていきたいです! ちなみに小説案はもう一本あるのですが、フェイクまじえたノンフィクションに近い感じかも。      澁谷さま>ほんと、作者冥利に尽きます!! 鳴上めいちゃんの『いたずらスナイパー』表紙b  本屋さんに新潮文庫のラヴクラフトないの残念ですよね……;; そのネット購入もhontoが今年の3月いっぱいで終了なので困りますね(なお、Amazonは好きじゃない人の発言です💦)。  丸善とジュンク堂だったかな? 共同の書籍通販サイトができるというのに期待です。      めいちゃん>ほんとに、白猫ちゃんも好きだけど、白黒猫ちゃんっていったら、こんなにハチワレが見事な子が来るとは思ってなかったです!  そして、FAもううれしくてうれしくて! 冗談抜きでぼやぼやしてる場合じゃありません>わたし とにかく書けなくても案だけカードに書くとかそういうふうにアクション起こさないと!      三五さま>ほんとだ!! ツイペットなにげなくこれ凄いアプリなのでは……!? わたしは何度か音声入力で鳴きわめくゲーテの声を入れたことがあるのですが、なんの認識もしてくれなかったです。ネタでもいいから「にゃあー!」とか出してほしかったw       頭川さま>いまは亡きシャムミックスのフェルディナン……なかなか人になつかなかったけれどかわいい子でした。  FAの来栖治子ちゃん、本当に可愛くて……!! 早く(サント)パルーシア学園もののネタをカードに書き出さなくては!  「幻夢境カダスを求めて」、やはりコズミック・ホラーというよりはダンセイニ卿風味、ハイ・ファンタジー系なのでしょうか? いずれにしてもTRPGは面白いですよね。  クラーク・アシュトン・スミスの「ハイパーボリア」、よさそうなんですが……アトリエ・サードの刊行なんですね……ここ、当たり外れがけっこう大きい印象です。
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