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ヴァンパイアの世界のアップデート
皆様ごきげんよう!!
『ドイツ・ヴァンパイア怪縁奇談集』(アンソロジー 森口大地編訳 幻戯書房刊)を読み終えました。
小説は七篇収録されているのですが、後半のほうが少し洗練されてきて、なかなかよかったです。わたしは買ったとき勘違いしており、「この本は現代ドイツの作家によるヴァンパイアものアンソロジー」かと思っていたのですが、1820~1830年代のドイツ作品だそうです。
ヴァンパイアといえば……のセルビア事件が1725年……8日間に9人が怪死し、皆死の直前に「10日前に死んだ男に殺られた」と、ヴァンパイアといえば吸血ですが、もう一つの大きな属性として、一度死んでいる……ですね。
短編のほうも面白いのですが、さすがに4200円というのは高いなぁ……と思っておりました。なんだけど……ヴァンパイア学者を自称する編訳者だけあって、かなり長いヴァンパイア考察や作品解題の『ヴァンパイア文学のネットワーク』がなかなか興味深かったです。
もはや現代の神話であり、神話というものはコア部分だけを残していれば外殻や周縁は自由に語られる性質のものですから、いろいろなヴァンパイア像があってしかるべきなのですね。
神話としてのヴァンパイアは史上ニ度その輝きを最大にしたこと。最初はジョン・ポリドリの『ヴァンパイア』(1819年)で次がブラム・ストーカーの『ドラキュラ』(1897年)と。
余談というか、手前味噌な話ですが、エブリスタのホラコンにエントリした、わたしの『Hg』(2021年)、これを書いた身としてはやはり本書は買って正解でした。ヴァンパイアをめぐるトリヴィアもたくさん掲載されておりますし。
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ペコメありがとうございます!!
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倉橋さま>ダイバダッタ先生の活躍っぷりはわたしも観てますw しかも同じ人が同じような役を演じているコンドールマンまで観てます(というかコンドールマンのえぐさのほうが好きw)。ヨブ記とかも神様はいじわるな性格ですよね……。
コンドールマンはナレーターが若き日の羽佐間道夫さんなんですよねb
未季ちゃん>タイトなように見せかけて完全に自分のペースですから、もうちょっと先になります>公開 でもホント、がんばりますよー><b 立て続けに楽しんでもらえるといいですねー!
ジャズは即興演奏がキモで、これがわからないとジャズ、とくにモダン・ジャズの楽しみがわからないんです……。最初はとにかくいろいろ聴いてみるのがいちばんかも。ビル・エバンスとかマイルス・デイヴィスとか有名どころを♪
昭和の頃は、ヘヴィ級のジャズが人気あったそうですよ。学生運動華やかな頃ですね。
珠🐰ちゃん>猫砂は歩きではドラストやスーパーから持って帰ることができないので、自転車かヨドバシ・ドット・コム頼みですよ💦 あとお米とかミネラルウォーターの段ボール売りとかも💦
澁谷さま>いやー、二郎はどこでも怖くて近づけないような気がします。そして、『シャンソン物語』、だめじゃないですか、ねえw ちゃんとシャンソン流さないと! 神保町のミロンガはちゃんとアルゼンチン・タンゴだけですよb
花果ちゃん>順調なんだけど、忖度でもなんでもなく、花果ちゃんの「閑日月」良すぎて、もう参ってます!! 「Hg」はけっこう気に入ってるのb
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